| ■心筋梗塞・・・心筋梗塞の症状
狭心症と似ているが。
①狭心症よりはるかに強い、恐怖と不安を伴う激しい胸痛、胸部絞扼感が急におこる。
②これが、数10分ないし数時間続く。
③同時に冷や汗や吐き気もおこる。
※心筋梗塞と症状がよく似ている病気
狭心症、解離性大動脈瘤、自然気胸、急性心膜炎、肋間神経痛など合併症
不整脈、急性心不全、ショック
●心筋梗塞とは。
心筋梗塞は突然、激しい胸痛、胸が絞めつけられる恐怖感がおこって、これが、数10分以上も続き、そのまま死亡することもある、それは恐ろしい病気である。
●発病
大多数は冠状動脈が、動脈硬化や血栓のため、一部はれん縮のために高度に狭窄または閉塞される結果、
その冠状動脈によって酸素や栄養素を受けている心臓の壁(心筋)が腐ることによっておこる。
狭心症が進んだ段階と言える。
はじめの時期を急性心筋梗塞と呼び、1ヶ月以上経って腐った部分が固まった状態を陳旧性心筋梗塞と呼ぶ。
心筋梗塞は胸痛あるいは胸部絞扼感が急におこる点で狭心症と似ているが、
その性質、強さ、おこり方、持続時間、ならびにその他の症状に関し、かなりの違いがある。
①症状は激しい胸部絞扼痛が多い、
今にも死ぬのではないかといった恐怖、不安におそわれる、
冷や汗、吐き気、便意を伴う、
多かれ少なかれぼんやりして夢うつつの状態になる。
注意:老人などでは、軽い痛みや圧迫感にとどまる場合や、ほとんど異常を感じない場合もある。
また、急に意識をなくして倒れる、息苦しさを感じる、発熱する、などあまり特徴的でない症状で発病することある。
②胸痛の場所は、前胸部の中央が最も多い、二番目に胸全体、その他、首、背中、左肩、左腕、上腹部まで拡がって痛みを感じる人もいる。
③症状は、何の前ぶれもなく突然おこる場合もあるが、50%以上は、狭心症発作が、新しく始まったり増えたりするという前兆に続いておこる。
また、発病は、多くの場合、疲労、緊張、過食、暴飲、過度の寒さや暑さなどがきっかけで起こる。
④症状は一般に数10分から数時間にわたって続き、完全におさまるまでに、1日以上かかることもある。
しかし、ときには、5~10分で終わることもある。
注意:ニトログリセリンはあまり効かないのがふつう。
⑤しばしば脈の乱れ(不整脈)をおこす。これが急死の原因になる場合もある。
また強い呼吸困難や喀痰の排出をおこす(急性心不全)、
血圧が下がり顔面蒼白になる、
手足が冷たくなる(ショック症状)
などを起こす場合もある。
●経過
心筋梗塞は発病直後に急死することがまれでない。
発病後、数時間ないし数日間のうちに死亡することが多い病気である。
特に、ショック症状、急性心不全、重症不整脈をおこしたときは、一層危険で、速死亡することが多い。
しかし、発病後一週間を無事に切り抜ければ、再発のおこらない限り、死亡する恐れはずっと少なくなる。
一般的には、胸部症状は翌日までにおさまり、気分はすっきりする。
こうなれば、ショック症状、心不全、不整脈をおこす危険も日を追って減ってくる。
以後の経過は、心筋梗塞の大きさや冠状動脈の状態によりいろいろであるが、順調なら4~6週間で退院できる。
●治療・・・発病初期の治療
心筋梗塞の発病を思わせる症状がおこったときは、一刻も早く専門医の診察を受けることが必要。
診断が確認されたら冠状動脈造影で冠状動脈の状態を調べ、血栓があればそれを溶解する治療を受けること。
成功すれば梗塞の大きさを小さくする作用があるのでよい。
さらに最近ではバルーンのついたカテーテルを用いて、閉塞した冠動脈を開通させる療法があるので、できれば、これをやってもらうとさらによい。
病院では、安静にして酸素吸入を行うとともに、麻薬を含む鎮痛薬、鎮静薬を使い、できるだけ胸痛や不安を取り除くようする。
食事は一日間は絶食して点滴注射を行う。
状態をみながら一週間くらいで常食に戻すのが普通。
また、優秀な専門医なら、その間常時心電図や血圧その他の状態の監視を行って危険な不整脈、心不全、ショックの発生、梗塞の再発などに注意し、
もしそれらの徴候を認めたときはすぐに治療できるように努めます。
そのための設備や熟練したスタッフを備えた専門病院を選ぶことが一番重要だ。
●その後の治療
発病から数日たった後は、症状、心電図、その他の様子をみながら、段階的に運動量を増やし、行動範囲を拡げていく。
食事や入浴についても同様。
一般的には、4~6週間で退院、2~3ヶ月で仕事に復帰できる。
注意:途中で狭心症、不整脈、心不全がおこった患者さんは、それぞれの治療がさらに必要になり、それによって社会復帰が遅れたり、生活が制限されてしまう。
いずれの場合も、食事、生活に注意し、適度の運動を行うことが大切。
このことは仕事に復帰した後でも変わりない。
●心筋梗塞に気づいたら・・・発病時の応急処置
①第一に最も楽な姿勢で横になる。
②絶対安静を保つ。
注意:転々と寝返りをうったり、起き上がったりすることはよくない。
注意:無理に吐いたり、いきむことも危険大。
注意:胸を冷やすと苦痛がやわらぐこともあるが、強く冷やすのは禁物。
③呼吸が苦しいときは、適当な背もたれで支えて坐位をとること。
④手もとにニトログリセリンがあればすぐに舌下に使ってみる。
ニトロは心筋梗塞にはあまり効かないが、狭心症の場合なら効く。
⑤睡眠薬があれば、これを服用する。
⑥酸素吸入ができる状態ならすぐに始める。
●緊急入院
上記応急処置をとると同時に、すぐに救急車を呼ぶ。
そして、できるだけ優秀な専門病院を選び、すぐ入院することが必要。
注意:専門病院なら、心筋梗塞かどうかの診断も、症状に心電図や血液検査(血清酵素活性など)を加えて行われるし、
治療も最新整備や新しい治療法の導入により、大きな期待がもてる。
診断、治療のいずれのためにも、自分たちだけで判断せず、一刻も早く専門病院に入院すること。
死ぬか、生きるかは、入院するまでの時間によって決まる!!!
●予防法・・・心筋梗塞・狭心症の予防には。
①動脈硬化を防ぐ(SOD様食品の摂取、クエン酸の大量飲用。)
②誘因を避ける(気圧・天候・温度への順応性)
③前兆に注意する。
の三つが大切である。
①動脈硬化の予防法
心筋梗塞は動脈硬化の進んだ人に多くおこる。
中年になったら高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風など動脈硬化を促進する病気がないかどうかをチェックする。
異常が見つかったら、それぞれ、食塩、動物性脂肪(コレステロールの多いものを含む)、糖分、肉食などの摂取を減らす。
丹羽SOD様食品の摂取、クエン酸の大量飲用。
喫煙は厳禁。
太りすぎを避ける。
適度の運動をする。
②心筋梗塞誘因を避ける
心筋梗塞は過度の疲労や緊張、暴飲暴食、天候の急変などをきっかけとしておこることが多い。
中年以降にはなるべくそれらを避けるよう心がけること。
③前兆に注意する
これまで何の症状もなかった人に新たに胸痛、胸部圧迫感などがおこりはじめたときは心筋梗塞の前兆のことがある。
程度にかかわらず、すぐに専門医の診断を受けること。
また、狭心症と言われている人では発作がおこりやすくなったり、回数が増したり、持続時間が長くなったりすることが心筋梗塞の警戒警報である。
ニトログリセリンが効きにくくなったときも同様。
心電図、ことに運動負荷試験によって危険の増したことがわかる場合もある。
以上、心筋梗塞は、非常に怖い病気です。みなさん十分注意してください。
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