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■ 活法とは 仮死状態に陥った人に対して行う古武道整体特有の蘇生術である・・・・・・。本来内臓器の急性疾患の場合は脊髄神経を刺激すると良い効果が沢山見られることは事実で、活法(特に脊活)もこの道理と同様である。 現代の医学では解明できない部分もあるが、病理学的には臓器神経の鎮静によるものとされている。 活法は急性のときは勿論のこと、慢性疾患の時も(胃アトニー、胃痙攣、腎臓、肝臓、肺、心臓,膀胱疾患等)大いに有効である・・・・・・・・・・ ○急性の活法は以下のような場合に用いられる。
■ 活法を施術するときの注意。 1 、 衝撃を受けてから必ず20分以内に活をいれること。 活法は仮死状態の時のみ、即ち組織細胞内呼吸がまだ残存しているときに有効であって、長時間経過すると、組織細胞内の酸素の欠乏により細胞内小器官ミトコンドリアが疲弊し、クエン酸サイクルが機能せず細胞が死んでしまい、内呼吸がなくなって身体各部の脈もなくなり、完全に真死状態に入るので、活をいれても有効でない、その時は至急119番通報と心肺蘇生法を実施する。
2、 活法を行うときは、術者は腹式呼吸を5~6回行い精神を統一させ、蘇生させることだけに集中し、完全にリラックスした状態で平静に活をいれること。 自信を持って施術することが大事である。 自信のない時は至急119番通報と心肺蘇生法を実施する。
3. 一回の施術で蘇生することもあるが、場合によっては何回も同じ活または他の活を数回連続で行うこともある。もし10分以上活を入れても蘇生しない場合は、直ちに119番通報と、心肺蘇生法を実施の上、至急医師に連絡すること。 4. 活法によって蘇生された者は、その日は安静にしたほうが望ましい。 又できれば脊髄矯正と光線照射をしたほうが良い。
■ 仮死と真死の鑑別法。 死相鑑別は多種あるが、簡単な方法を示す。
1. 脈の有無・・・・・・ 仮死とは外呼吸(肺呼吸)が止まっていない状態をいい、心臓の働きが残存し(場合によっては心臓の拍動がない場合もある)内呼吸即ち組織細胞内の酸素が存続しているので、真死と区別する必要がある。仮死状態の時は身体各部に重要な脈が触れる、総頚動脈、大腿部動脈、上腕動脈、尺骨動脈、等々。 脈が確認できない場合、直ちに119番と心肺蘇生法を実施する。
2. 肛門・・・・・・ 肛門(尻の穴)の括約筋が閉まった状態は仮死状態なので活法は有効。肛門(尻の穴)の括約筋が開いていたら活法は無効だから119番通報と心肺蘇生法を実施する。
3. 瞳孔反射・・・・・・ ペンライト等によって瞳孔に光を当て、それに反応して瞳孔が開くかどうか。仮死の場合は瞳孔が開くので、活法は有効。真死の場合は瞳孔が開かないので、活法は無効だから119番通報と心肺蘇生法を実施する。
4. 爪の色・・・・・・ 爪の色が赤またはピンクで、押すと白くなって、離すとすぐ赤色になってくる。この場合は蘇生の望みがある。
5. 呼吸・・・・・・ 鼻孔の前に鏡またはガラスを近づけて、曇るときは仮死の状態なので活法をいれると有効である、呼吸をしてない場合は、119番通報と心肺蘇生法を実施する。
6. 手足の関節・・・・・・ 仮死の場合は手足の関節は柔らかく、真っ直ぐで曲がっていない。 真死の場合、関節は硬く、曲がっている。顎関節及び歯をくいしばっている場合は仮死状態になっているので活の望みがある、硬直の場合は至急119番通報と心肺蘇生法を実施する。
7. 体温・・・・・・ 仮死の場合体温が温かい。恒温動物である、哺乳動物網、霊長類、人科の人類は体温が37℃以上でないと原因不明の分けの分からない病気に罹りやすくなり感染し易くなる。 真死の場合体温が冷たくなっているので活法は無効だから119番通報と心肺蘇生法を実施する。
8. その他・・・・・・仮死者は足の裏に青筋が立っている
■ 活法の方法。
1. 手技(手、指、足、膝、肘、道具等を使い施術する)
2. 温熱(太陽光線照射器、蒸しタオル、コンニャク湿布、ショウガ湿布 )
3. 器具(AED等、太陽光線療法、吸角・吸玉療法、整体器具)
4. 心肺蘇生法(人工呼吸、胸骨圧迫・AED)
■ 活 法 点。 1.基本活。 基本活というのは、仮死状態に陥った時にまず行う基本的な活のことで、状況に応じて他の活法を応用するものである。 仮死状態に陥ったものに対し、先ず第一活法を行い、効果がない場合は第二活法を行う。さらに効果がない場合には第三の活を施術する。これでまだ効果がない場合は第四の活法を行う。大抵の場合はこれで蘇生するが、
各活法を数回連続的に実施して生き返らないものは、絶望であるから至急119番通報と心肺蘇生法を実施する。
2.活を入れる方法。様々な方法で、その状況に応じて行われる。仮死者を座位、仰向き、うつぶせ、で行う方法。術者が自分の膝、拳、手掌、指を使って行う方法等がある。
3.第Ⅰ活点。【活殺穴・肺愈・心愈・風門】第5~7胸椎間(肩甲骨間の下部)の左右で中心突起から左右2~3横指分のところ男子は左、女子は右を取る。この活によって、心臓及び肺を刺激して蘇生する。
4.第2活点。〔肝愈・脾愈〕胸椎9~11の間の左右、中心突起から左右2~3横指分のところ。この活によって肺、肝臓の機能が活発になり、呼吸運動が再開し、蘇生する。
5.第3活点。〔腎愈・志室・気海〕第二腰椎の左右、中心突起から左右2~3横指分のところ。この活では腎愈穴を使うので、副腎、腎臓疾患特に腎結石の発作痛にも効果的である。
6.第4活点。 〔気海愈〕 臍の直下、2横指分のところ。この活は、すべての活を施しても効果がないときに行うものである。これを数回行っても効果がない時は、蘇生の見込みがないとされている。 この活によって腹腔神経叢(太陽神経叢)を刺激し、横隔膜の圧迫で全身の血液循環及び内臓機能が回復する。
7.脳活。〔天柱〕 後頭骨の真下、左右後頸筋の窪み。 この活によって脳神経が刺激されて、呼吸運動作用、知覚感覚作用が回復する。他の活を施術し、仮死者を蘇生させたら、最後に必ずこの活を行った方が良い。この活は、浪越流活法の特有穴である。
8.呼吸活(人工呼吸法)。腹哀穴(乳腺上の肋骨弓下線)を上方へ圧する。この活は一人でも行えるが、助手を使ったほうが効果的である。この活はすべての呼吸停止者に対して行う。この活によって横隔膜が刺激され、心肺の機能及び体循環、肺循環機能を促進。 呼吸が回復しない場合119番通報と心肺蘇生法を実施する。
9.睾丸の活。尾骨(脊柱最下部) 仮死者を両脇下より抱き上げ、数回仮死者の尻(尾骨)をトントンと強く地面に落とすように活をいれる。 この活は、金的が打たれて気絶したときに用いられるが、金的が強く打たれて内出血や腫れたりした場合は、医師に連絡したほうがよい。又腫れたときの応急手当は患部を冷やす。
10.睾丸の活その2。腰眼(第二仙骨の高さで、左右2横指分のところ)仮死者の左腕を持ち、少し引き上げるようにする。術者は右足裏で、仮死者の活点を足払いのように数回蹴り打つ。金的が打たれて、その痛みで海老のようになった場合は、その状態で仮死者の第一腰椎から尾骨までを、数回拳で打って活をいれる。 11.睾丸の活その3。会陰(陰部と肛門の間)右手で活点を押し揉みながら、左手で恥骨部を押し圧し、活を入れる。睾丸が戻ってきたら,仮死者を横向きにして、拳で尾骨部を数回打つ。又は仮死者の両足首を手に持ち、足の親指を活点に当て活を入れる。
12.吐水の活。術者は片膝を立て,仮死者を膝の上に乗せる(できるだけ上腹部、胃が膝に当たるようにする)仮死者の腰部から背部に向かって、手のひらで強く叩く(あるいは押圧する)ようにし、充分に水を吐かせる(片手で仮死者の顔を上げるようにしたほうが良い)この動作を数回連続で行う。この方法は、吐水法としては勿論のこと、飲みすぎ等で気絶状態に陥ったときにも、胃内物を吐かせるために非常に有効である。別法、術者は、仮死者の後部に位置し、両手を仮死者のわきの下から入れて両手掌(又は拳を重ねて上腹部に接触させる。仮死者の腹部を抱きしめ、腹部を下から上へ絞り上げるように気合を込めて数回活を行う。効果のない場合は119番通報と心肺蘇生法を実施する。
13.水死の活。溺れて仮死状態に陥ったものの場合は、まず仮死と真死の鑑別法を行い、そして以下の手順で活を入れる。 1脇の下に手を入れて、体温を調べる。 2口腔、鼻腔内等の汚物を取り除き、№8の呼吸活を行い、落ち着けば回復体位。 ※法医学上、水中に没して20分以内であれば、蘇生の見込みがあるが、実際に長時間経過しても活を入れるべきである。上記の操作を行ってから、基本活及び脳活を行った方が良い。 呼吸活で効果がない場合は119番通報と心肺蘇生法を実施する。
● 頭蓋内出血……顔色→赤い。 脈拍→強い【特に側頭部の動脈に強い拍動あり】。瞳孔反射→散大。失神イビキをかく。運動神経マヒ、味覚・感覚・嗅覚・精神の異常。 鼻と口から出血。頭痛・めまい・吐き気・悪心有り。後遺症→有り。 応急手当→119番通報と心肺蘇生法を実施し至急医師に連絡。 ● 脳震盪……顔色→蒼白。 脈拍→微弱で不整。 瞳孔反射→散大・眼がすわり失神する場合あり。血→無、目覚めると頭痛・悪心・記憶障害有り。 後遺症→無、 応急手当→活法で効果がない場合119番通報と心肺蘇生法を実施する、落ち着けば回復体位。 ● 脳貧血……顔色→蒼白。 脈拍→細小で不整。 瞳孔反射→散大・視力減退。 失神→すること有り。 知覚異常、筋肉痙攣など有り。 出血→無。頭痛・めまい・吐き気有り。 後遺症→無【原因による】 応急手当→活法など、落ち着けば回復体位。
●ショック状態……顔色→蒼白。 脈拍→不整。 瞳孔反射→散大。 失神→発汗失神、重傷の場合ショック死すること有り。 神経機能消失、心臓血管性ショック、外傷による血管壁の損傷、神経性 ショック出血→有る場合がある。 悪心・吐き気・脱力感・知覚異常。 後遺症→無【原因による】。応急手当→活法・落ち着けば回復体位。 ★活法は、緊急の場合であり、至急119番通報、AED・心肺蘇生法。 医師の手当てを優先して下さい。 ● 身体の急所を示す(強い衝撃を与えると即倒し再起不能又は死にいたる) 操作には十分な注意が必要です。 1、頭頂部中央、頭部前面、コメカミ、目、鼻柱、顎の下部、咽頭、心臓神経叢 睾丸、頸の側面。 2、耳(鼓膜)、後頭骨の後、脊柱・頚椎の分断、腎臓、肛門。
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